わかりやすいNFTの参考書籍って何があるんだろう?
私は仕事の帰り道に本屋さんに立ち寄るんですが
本屋さんに置いてあるNFTの参考書籍はまだ数が少ないです。
今回紹介する本を含めて2冊くらいしかないかな?
2冊とも読んだ上で、今回は『だれにでもわかるNFTの解説書』についてまとめてみました。
この本はITビジネスコンサルタントの足立明穂氏が、プログラマー目線でNFTについて言及した内容が書かれています。
そのため、NFTを支えているブロックチェーン技術などが細かく書かれています。
専門用語はなるべく使わないと本書の中で明言して書かれており、NFTにあまり詳しくない人もとても読みやすい本ではないのかなと思います。
一人の方が書いているので、NFTについて深く書かれています。
この本を読むことで
- NFTとは何かがわかる
- NFTがどのように販売され、誰に買われているのかがわかる
- 新しいNFTの可能性がわかる
- 現在のNFTマーケットプレイスがわかる
- 今後のNFTの未来がわかる
楽天のリンクを貼っておきます。
この本を読むと今後起こる未来が想像できてワクワクしますよ!
価格:1,430円 |
だれにでもわかる NFTの解説書【電子書籍】[ 足立明穂 ] 価格:1,430円 |
NFTとは何かがわかる
この本の第一章ではNFTとは何か、というテーマで紹介されています。
実際に販売されているNFTを紹介することによって、NFTという概念がイメージしやすくわかりやすい内容になっています。
NFTがどのように販売され、誰に買われているかがわかる
第二章ではNFTの具体的な販売方法が書かれており、セクシー女優の波多野結衣氏がデジタル写真を3000枚を販売してわずか7分で完売するということがありました。
総額は1億6,600万円ほどです。
ここまで驚異的な売り上げがあると何かあるのではないかと考えてしまう人もいるかもしれませんが、NFTを販売するまでの背景はNFTの特徴を上手く活かした方法で、とても念密に計画されてものだということがわかります。
実際の販売方法
- NFTはガチャとなっていて、どんな内容になっているか開封するまでわからない
- 購入後4日以内に開封しないと、価値がなくなる仕組み
- レアなものはサインが入っていて付加価値がある
- 売れ残りはバーンされて、二度と手に入らなくなる
女優の波多野氏は日本だけではなく、海外でも活動をし実績を積んでおり、台湾、中国にとても人気があるみたいなので海外のファンを取り込むように宣伝をしていたみたいです。
NFTの特性・マーケティングを練ったことにより、これだけの売り上げをしたということがわかります。
他にもバンクシー氏、せきあいみ氏などがNFTの販売で成功した事例を細かく紹介してあります。
逆に考えると、ただNFTを販売すれば高額で売れる。というわけではなく裏付けられたマーケティングや計画性があることがわかりますね。
新しいNFTの可能性
第三章ではNFTの技術的な特性について書かれています。
NFTアートで有名なHashmasksは、購入者にNCTというトークンが毎月貰うことができるように設定されていて、NCTを1,830枚集めると保有しているHashmasksに名前をつけることができる命名権を得ることができます。
NCTと引き換えに命名するのか、NCTを売ってしまうのかは自由です。
ただ10年後にはNCTは発行されなくなるので慎重な判断が必要ですね。
実際の絵は完成品なので、それ以上に何か加筆することはできません。主に鑑賞用となると思います。
ですが、NFTアートの場合さらに購入者側が付加価値をつけることが可能性があります。
自分で命名できたりすればすごく愛着が湧くと思いますよね。
また他にも
- バーナブルNFT
- ダイナミックNFT
- コンポーザフルNFT
- フラクショナルNFT
について言及した内容になっており、大変わかりやすい内容になってました!
終わりに
私が参考にした書籍の中で最も深く綴られた内容の書籍でした。
NFTが普及するにあたってこれからの社会の管理体制が変わっていく考察など容易にイメージできるような気がしてしまうほど読んでいて楽しいと感じました。
それと同時に筆者のNFTに対するこれからの期待感などが伝わってきて本当にワクワクする内容です!
これからもNFTに対して情報はしっかりとキャッチして今後に活かしていきたくなるそんな内容でした。
ぜひ購入して読んでみてください!